ほげったけど一歩前進

失敗を恐れず行動し、失敗から学び、昨日より一歩前進

茂雄さんが孫娘に送ったひな人形、やさしいお顔にほっこりした

f:id:hogetta:20150301182516j:plain

信州風樹文庫に、岩波文庫創業者の岩波茂雄氏が孫娘に送ったひな人形が飾られていました。やさしい、イイお顔でほっこりさせてくれます。


岩波書店の物理アーカイブ 信州風樹文庫にいってきた - ほげったけど一歩前進


Amazonで250万円もするレオナルドダビンチの超貴重本を風樹文庫で見てきた - ほげったけど一歩前進

f:id:hogetta:20150301182549j:plain

風樹文庫へ行ってみたら、偶然展示されているのに出くわした。「ああ、もうそういう季節なのね」と、しげしへと眺めてみたわけです。

眺めたり触ったり 眺めたり触ったり


詳しくないからかもしれないけれど、こういう顔立ちのひな人形をみたのは初めてですよ。

スマイル・顔立ちが気になったら読む本 スマイル・顔立ちが気になったら読む本


珍しい顔立ちだなぁと思っていると「信州風樹文庫だより」にこんな記述がありました。

 

1983年頃、岩波茂雄氏が孫娘の初節句に贈ったもの。
雛人形はお供えもちのような「横長な丸い顔」が特徴で、小さな口にも歯が描いてあり、ほのぼのとして愛らしい上品な顔立ちをしている。木目込人形形式で、お内裏さま、三人官女、五人なばやしなど15体あり、お膳や菱餅なども並ぶ。しかも雛段が折り畳式になって、人形や雛段がコンパクトに収納できる木製ケース付きで当時としては珍しい便利な一揃いセットである。

聴くところによると、長年いろいろな雛人形の寄贈をうけている諏訪市博物館にも同型の顔立ちをしているお雛様の収蔵はないようある
(信州風樹文庫だより 2015/2/25号)

 

 

 男兄弟の中で育ったし、女子のひな祭りに「お呼ばれ」するなんてことも子供時代ありませんでした。のぞいてみたい気持ちはいつもあったんですが、だれも呼んでくれませんでしたから。
つまり、ひな人形とかじっくりみたことがないんです。そのせいか、この時期、商業施設のロビーとか、イベント会場みたいなところにひな人形が展示されていると、ついつい足をとめてしまいますね。

そっと覗いてみてごらん (光文社文庫) そっと覗いてみてごらん (光文社文庫)

ひな祭り、お彼岸、だんだん春が近づいてきましたね。
そうは言っても今日こちらでは雪降りましたけどね。
はーるよ来い! はーやく来い!

 

追伸
このひな人形は風樹文庫で3月6日まで展示されているとのことです。