ほげったけど一歩前進

失敗を恐れず行動し、失敗から学び、昨日より一歩前進

Amazonで250万円もするレオナルドダビンチの超貴重本を風樹文庫で見てきた

f:id:hogetta:20150215140359p:plain

Amazonで中古品が250万円もする「ダビンチ解剖手稿」という本。先日書いた信州風樹文庫に保管されていて、実際に見ることが出来ました。スゲェー!

 

岩波書店の物理アーカイブ 信州風樹文庫にいってきた - ほげったけど一歩前進

 今回見てきたダビンチ解剖出稿とはレオナルドダビンチの人体解剖に関するメモのこと。

ウインザー手稿とも呼ばれており、イギリスウインザー城の王室コレクションのひとつです。

レオナルド・ダ・ヴィンチ手稿 - Wikipedia
これを複製しイタリア語原典翻刻を日本語翻訳したものが日本国内で350部のみ出版されたとのこと。

原書の書かれて500年を経て肉眼で見えなくなった部分を、精細な技術で再現し、原本より鮮明な図を見ることができます。解剖学書としても美術書としても歴史的に偉大な資料だと言われてます。

実はこの350部は岩波書店から出版されたものなので、風樹文庫にも蔵書としして保管されています。それは館内の鍵のかかった棚にありました。

f:id:hogetta:20150215135146j:plain

職員の方に言って見せてもらったんですが、写真撮影は禁止されているので中身の写真は残念ながらないっす。
感想としては、人体の様々な部分が非常に繊細なタッチで描かれており、もはや解剖メモというよりはアートだな、これは。
写真が撮れなかったのでみたい人はリンクを参照。


レオナルド・ダ・ヴィンチ 手稿(ノート)&解剖学 アートギャラリー[高画質] - NAVER まとめ

 他にも夏目漱石の「こころ」「道草」「硝子戸の中」が出版された際の、岩波書店の販売促進用ポスターなども保管されてました。

f:id:hogetta:20150215135217j:plain