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みんな意外と知らない、正しい目薬のさし方、誤ったさし方

結構、みんな誤ったさし方していると思いますよ。目薬さす人は要チェックです。

 筆者は緑内障予備軍。将来的な失明を避けるためにも、毎日の眼圧の上昇を予防する目薬は欠かせない。

でもせっかく、努力して毎日目薬さしても、間違ったやり方では効果がなくなってしまいますね。

筆者自身、最近まで知らなかったので、再度確認の意味で書いておきますね。まずは、誤った目薬のさし方から。たぶん、みんなこれやっちゃってますね。

誤った目薬のさし方サマリー

  1. 目薬の容器の先をまぶた・まつ毛または目につけない
  2. 目薬をさしたあと、目をぱちぱちしない

1は結構知っていると思うけど、2は知らない人が多いんじゃないでしょうか。

目薬をさしたあと、目をぱちぱちしてしまうと、せっかくさした薬が流れていってしまうからです。

知っている人も多いと思いますが、目をぱちぱちすると、そのたびに、目の表面の汚れが洗い流されます。つまりまばたきすると、車のワイアパーが動くイメージなんですよね。

そのためせっかくの薬が流れていってしまうわけです。ここは要注意です

正しい目薬のさし方サマリー

  1. 手を洗い、目薬の容器の先に触れて、目薬を汚染してしまうことがないようにする
  2. さしたあと、目薬が涙点(るいてん)から流れ出ていかないように、しばらくまぶたを閉じるか、目頭を軽く押さえます。目薬が流れ出ていってしまうと薬の効果が発揮できなくなってしまいます。

目薬をさしたあとは、ぱちぱちせずに、まぶたを閉じるか、目頭を軽く押さえて、目薬が流れていかないようにすることがポイントです。

以外とみんな知らなかったんじゃないんでしょうか?

参天製薬のホームページにとても良い説明がありますので、毎日目薬さす人で、正しいさし方、あやまったさし方を知らなかった人はよく確認しておいて下さい。

せっかく目薬さしても効果が薄くなってしまいますから。

 

まずは、目のしくみを把握して、目薬がどこにいってしまうのか、正しく理解しましょう。

目のしくみと目薬のゆくえ

「涙の流れ」
涙は絶えず涙腺(るいせん)から出て、目の表面を潤したり埃などを洗い流したりしています。そして、その涙はまばたきによって目頭の方へ集まって、涙点(るいてん)・鼻涙管(びるいかん)を通ってのどの方へと流れていきます。
「目薬の流れ」
目薬をさすと、目薬は目の表面にある涙と混じり合います。このため、目薬も涙と一緒にのどの方へと流れていきます。のどの奥で薬を感じることがあるのは、このためです。
また、私たちのまぶたの下は袋状になっています。このため目薬は結膜嚢(けつまくのう)というまぶたの下の袋状の部分にたまって、その成分が徐々に目の奥へと浸透していきます。
このまぶた下の袋状の部分はとても小さいので、目薬の一部は目からあふれ出てしまいます。 

つぎに目のしくみを把握した上での正しい目薬のさし方です。

 

目薬のさし方

指が目薬の容器の先に触れて汚染されることがないよう、まず手を石鹸でよく洗います。
容器から取り外したキャップを清潔なところに置くことも、汚染防止につながります。
目薬のさし方は、両手でも片手でも、ご自分のやりやすい方法で行ってください。下まぶたを軽く引いて、目薬を目の中に確実に入れます。
目薬のさし方は、両手でも片手でも、ご自分のやりやすい方法で行ってください。下まぶたを軽く引いて、目薬を目の中に確実に入れます。
目薬が涙点(るいてん)から流れ出ていかないように、しばらくまぶたを閉じるか、目頭を軽く押さえます。目薬が流れ出ていってしまうと薬の効果が発揮できなくなってしまいます。
目薬が涙点(るいてん)から流れ出ていかないように、しばらくまぶたを閉じるか、目頭を軽く押さえます。目薬が流れ出ていってしまうと薬の効果が発揮できなくなってしまいます。
目の周りにあふれ出た目薬は清潔なガーゼやティッシュで拭き取ります。
上手にさせないときは、利き手で容器を持ち、反対側の手でげんこつを作って、げんこつを台にしてさす方法もあります。お試しください。
2種類以上の目薬をさす場合はしばらく間隔をあけます。間隔をあけないと先にさした目薬が後にさす目薬によって流されてしまうので、5分程度あけることが望ましいといわれています。
使用後はキャップをしっかり閉めて清潔なところに保管しましょう

 

そして、これはやってはいけない誤った目薬のさし方です。

誤ったさし方

<容器の先をまぶた・まつ毛または目につけない>
目薬をさす時、容器の先がまぶたやまつげなどについていませんか。
<容器の先をまぶた・まつ毛または目につけない>
目薬をさす時、容器の先がまぶたやまつげなどについていませんか。
また、容器の先を目に近づけすぎると、容器に涙や細菌、花粉、目やになどが付着し、目薬の汚染につながります。
更に、容器の中に涙や細菌、花粉、目やになどが逆流してしまい、目薬の汚染につながります。
<目薬をさした後、眼をパチパチしない>
目薬をさしたあと、目をパチパチさせると目薬が目の表面全体にいきわたるように思いがちですが、そうではありません。せっかくさした目薬が涙と一緒に目頭の方に集まって、涙点(るいてん)からのどの方へ流れ出てしまいます。目薬をさしたあとは目をパチパチしないようにしましょう。
<正しい用法・用量以上、目薬をささない>
まぶたの下の袋上の部分は小さいので、たくさん目薬をさしてもあふれ出たり涙点(るいてん)からのどの方へ流れ出ていくだけです。目薬に添付されている説明書の用法・用量に記載されている滴数を守りましょう。