バレンタインデーにチョコをもらえないかも知れない君におじさんからの余計なお世話
今日はバレンタインデー。チョコはもらえましたか?
ナニ? まだもらってない。もらえる予定もない。 残念!!
そんな君に五十過ぎのおじさんがアドバイスする。余計はお世話だけど。
悲しい思い出
筆者はバレンタインデーに強烈な悲しい思い出がある。
忘れもしない中学2年のとき、思いを寄せていた女子からバレンタインデーの日の放課後呼び出された。「よし!」と思って出かけていくと、それは筆者の友人に「このチョコ渡して」というお願いだった。
「ハア?」
今の筆者なら、「自分でやれよ」と言う。速攻でそう切り返す。
でも当時の筆者は、その彼女のことが大好きだったから「好きな人の為に」な気持ちが働いて、彼女からの「ありがとう」だけでも嬉しいと思った。その恋の結果はどうだったか忘れた。だって自分の悲しさの方が深く強烈だから。
おもしろい人
筆者は若い頃ギャグ満載でいわゆるにぎやかしタイプだった。だから学生時代はクラスではそこそこ人気者で、女の子とも良く話した。男女のグループでクリスマス会とかやったりもしてた。けどモテない。彼女出来ない。たぶん「おもしろい人」止まりだったんだろう。
学生時代はずっとそんな感じで、女子とは良く話をするけど彼女はできない。出来てもなんか相手からは盛り上がり感がない。だから付き合いはじめてもすぐ振られる(今さんらだが、気が乗らないなら最初から付き合わないで欲しかった。振られて余計に落ち込むから。)
モテ期?
なぜかわからないが社会人になったらちょっとモテた。イェーイ! バレンタインデーに本気チョコを良く頂いたし、普段でも告白されたりもした。
(注:筆者の若い時代は携帯も電子メールもない時代で、呼び出して告白して付き合い始めるのが標準的?な手順だった。)
誤解されても困るけど、超モテモテってわけじゃない。ただ自分が良いなと思った子は、相手からも思いを寄せられる確率も高かった。もちろん告白して振られることもあったけど、以前とは「残念感」が大きく違う。
原因と考察:確率の高い環境に身を置く
これは筆者が何か行動を変えたとか性格が変わったとか言うんではない。いま思えば、環境が変わったからだとかしか思えない。環境=つまり筆者の周りの女性環境、筆者のまわりに居る女性たちの種類とでも言うのかな。(種類という言い方は失礼ですが)
たぶん、社会人になる前は筆者の周りの女性たちの求めるモノを、筆者が持っていなかったということだろう。
筆者の見た目は決して「カッコいい」部類ではない。ファッションセンスも良くない。スポーツは好きだが運動神経抜群というわけでもない。
あえて言わないが自分なりには「良い」と思う部分はあるけれど。それは社会人になって急に身についたものではない。
つまり社会人になってから筆者の周りには、たまたま筆者の持っているモノの価値を「良い」と思ってくれる女子が多い環境だったということだろうと解釈している。
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今日落ち込んでいる君へ
自分にないモノを磨くより、自分がいま持っている「良い」モノを認めてくれるひとたちがいる環境に行けばチャンスは増える。例えば超アニオタは会社ではちょっとキモイ言われたりするときもあるけど、アニメ好きのサークルでは人気者になれるし、尊敬も受ける。
自分の価値が評価される環境にいけば、来年はチョコレートゲットできる可能性も高くなるというもの。
行動に移そう
そのためには行動しないとダメだ。毎日の自宅と会社の往復だけでは環境は変わらない。
通勤電車の中で落としモノを拾ってくれた人と、、、なんていうのはドラマや小説の中のことだけと考えるべきだろう。そんなことはメッタに起きない。要は確率の問題だ。
友人の縁でも良し、ボランティアや趣味のサークルでも良い。自分の価値を認めてくれる可能性の高い女性と出会う環境を増やしていけば、そいう人に出会える確率は高まるゾ。
そして何か一緒に活動をすれば、君の良いところを理解してもらえるチャンスも更に増えるというものだ。
御健闘を!!