ほげったけど一歩前進

失敗を恐れず行動し、失敗から学び、昨日より一歩前進

壁を超えたいなら壁の向こう側を身近に感じる環境に行け

もう2月も終わり。新しい環境に踏み出す君におじさんからのアドバイス。

もうすぐ卒業シーズン。新しい環境に踏み出す季節はもうすぐだ。
今までとは違う人たちと出会って一緒に何かをすると、「こいつすごいなあ」と思う人に出会うよね。自分もあんな風になりたいけど「おれには無理だ」なんてあきらめちゃう人、その考え方はもったないよ。だって、何もしてないじゃん。

自分で壁をつくらない

「オレには無理だ」と思うのは行動に移してからでいいよ。本当に彼や彼女のようになりたいならね。
もちろん、努力は必要だ。そして「自分にもできそうだ」と思うことも同じくらい大切でしょ。自分で自分に「出来るわけない」とか思っちゃうところからは何も進まないよ。

無理(上) 無理(上)

 

無理〈下〉 (文春文庫) 無理〈下〉 (文春文庫)

壁の向こうにいる人も自分と同じ

自分の経験から言うと壁の向こうに居る人を特別と思わないことがいちばん大事。
例えば、筆者は海外相手の仕事をはじめたころ、自分の先輩や上司が流暢に英語話すのを見て「あんな風になりたいけど、自分は難しいなあ」と思ってた。
一緒に海外出張とか言ったりしてその人達のことをよく知ると、留学経験があるわけじゃないし、地道に勉強して、仕事での実践経験の結果、そのレベルに達したことが分かってきた。
「自分と何も違わないじゃん!」 そう思えてくると「自分もがんばればあんな風になれるかも」と思いはじめた。そうして、自分も勉強と経験の結果、先輩や上司と遜色ないレベルになることが出来た。(と、自分では思ってる。(^o^)v ) もちろん追いつくには10年近い時間がかかったけどね。

こんな経験もあった。仕事で知り合った人は、同じ世代だが米国留学を経験していた。自分からすれば、自分が学生の頃留学なんて考えたこともないわけ。そんなの違う世界のことだと思ってた。同世代で留学なんてお金持ちのご子息なのか?と思い

「なぜ留学したの? やっぱ親戚とか兄弟とか留学したの?」

と聞くと、返ってきた答えは意外なものだった。

「実家のうらの家ねえちゃんが留学してたから、オレもって感じ」
「うちは貧乏だった。でも裏の家もうちと同レベル。だだ、留学ということに特別感はまったくなかった」
「うらの家のねえちゃんとは子供の頃から良く遊んだりしてから」

そうなんだ。

壁の向こうの天使たち: ボーダー映画論 (フィギュール彩) 壁の向こうの天使たち: ボーダー映画論 (フィギュール彩)

壁を、ドン。 壁を、ドン。

自分にもできるゾ

自分の身近な人がやっていることは、「自分にもできるかも」と思えちゃうよね。もちろん何の努力もなく同じレベルになることは出来ないけど。
少なくても行動しない前にあきらめる理由はどこにもないはず。

「あんな風になりたい」と思う人に出会ったら、その人を身近に感じる環境に自分の身をおいてみよう。その人を身近に感じられれば、少なくても自分で壁を作ってしまうことはないはずだ。「あの人と自分は違う」とか思わないこと。そう思っちゃったら負けです。

身近に感じられたら、行動に移そう。頭で考えていても始まらない。行動して失敗してはじめて分かることは多いよね。でもその失敗から学んで行動し続ければ、きっと「あんな風になりたい」と思った自分に少しずつでも近づけるはず。 ファイト!

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