ゲッ!!、タコは血液はエイリアンと同じで青かった!
タコの刺身が部分的に青い。スーパーで買ったときにはきれいな白だったのに。
タコの刺身を食べようとしたら、身が部分的に青い。(赤い丸で囲まれた部分) ちょっとキモイなぁ。イタんでるんじゃないか?
調べてみたら、この色は、タコの血液のしわざだ。
ヒトの血液が赤いのはヘモグロビン
ヒトの血液が赤いのは血液に含まれるヘモグロビンのせいだそうです。ちょっと乱暴に言ってしまうとヘモグロビンの正体は鉄で、この鉄の色が赤色をつくりだしているとのことです。
タコの血液はヘモシアニン
タコの血液の主成分はヘモシアニンというもので、これも乱暴に言ってしまうと、銅だそうです。で、銅なので青色とのことです。
刺身の青色は、タコの血液が調理中に刺し身に付着して、それが時間経過で酸化して、青色になったようです。
生物の血液の色は成分でいろいろ
青い血で驚いちゃいけませんよ。血液中で酸素とひっつけばどんな物質でもいいみたいです。
生き物の種類でこんないろいろあるんですね、驚いた!
ヘモグロビン(鉄)→赤・・(脊椎動物)
ヘモシアニン(銅)→青・・(軟体動物、節足動物など)
エリトロクルオリン(鉄)→赤・・(赤貝、ゴカイ)
クロロクルオリン(鉄)→緑・・(環形動物の一部)
ヘモバナジン(バナジウム)→緑・・(ホヤ)
ヘムエリトリン(鉄)→赤紫・・(シャミセンガイ、ホシムシ)
ちなみに最後のヘムエリトリンを血液中に持っているシャミゼンガイの写真はコレ↓ ちょっとキモイぞ!