ほげったけど一歩前進

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アナタの英語のヒヤリングを確実に上達させる、動画素材選びの3つのポイント

自分の経験から、この3つのポイントに合致する素材を見るなり聴くなり続ければ、1日30分程度を3ヶ月くらい続ければ、劇的に聞き取れるようになります。

筆者が英語のヒアリング能力をアップさせたのは、15年くらい前。自宅で見ているケーブルTVでCNNが視聴出来るようになった頃。

次の3つのポイントを満足する、動画を3ヶ月程度、毎日30分程度視聴続ければ、3ヶ月くらいでヒアリング能力が劇的に向上しますよ。

その1:興味のある内容であること

興味のないことについての英語を聞きとろうとしても、やるきは起きないし、集中力も続かないです。日本語だってそうでしょう、興味のない話は眠くなりますよね。

自分が興味のあることならば
「ナニ話してるのかな?」
「この表現は英語ではこんな風に言うんだ」
「こういう抑揚で話すとかっこうイイナ」
とか、自分の中で知りたいことがいっぱいあるので集中力が増すってもんでしょう。

そして興味のあることだと、部分的にでも単語が聞き取れたりすれば、そこから「こんなハナシをしているのではないか」と推測できるので、うまく聞き取れない発音も、文脈から推測できます。

推測した単語と実際に聞いた単語が一致すれば、その推測は合っているので、「あの単語はネイティブではこんな発音になるんだ」ということを経験し、その経験の積み重ねが、アタマの中で正しい発音とリンクします。

こういうことを何度も繰り返していると、アタマの中にそういう聞き取りの回路ができて、反射的に、正しく聴き取れるようになっていきます。

つまり興味のある内容だと、聞き取れないない発音も、推測しやすくなり、その経験の繰り返しで、正しい発音がアタマの中で記憶されます。

その2:英語字幕があること

動画の中のそんなに速くないスピーチや会話でも、どうやってもなんて発音しているか聞き取れないことがありますよね。

前後の文脈から、たぶん、こんな意味のことを話しているということはわかるんだけれども、単語として、どういう言葉を話しているのかさっぱりわからんという場合が。

これは、自分が良く知っている単語でも、自分の理解している発音とは全く違っている場合なんかにおきます。

聞き取れないのは単語単体というよりも、前後の単語とのつながりで、自分のこれまでの経験では、はまったく想像できないような発音になっている場合に、こういうことが起こるんですよ。

ようするに「知らんものはどうしようもない」という状態です。その場合は英語字幕を見て、「ああ、これを発音しているのね」と理解します。その上で「この単語はこういう風に発音するんだ」ということをしっかり記憶します。

この経験の積み重ねが上の1の場合と同様に、ヒアリング能力を高めます。

英語字幕を見てるとわかるんですが、専門用語とか業界用語以外は、会話には、ほとんどの場合われわれが中学生レベルで習う単語が使われているます。なので、英語字幕をみていると、「ああ、こんな単語知らないや、、、」ということよりも、「ああ、この単語はこう発音するんだ」「こういう使われ方するんだ」という気づきが圧倒的に多くなります。

その3:ニュースや講演、プレゼンなど話される言葉が丁寧なものを選ぶ

日本のTV番組を「日本語学習」という観点から考えてみればわかるんですが、お笑い番組をはじめとしたエンターテイメント系の番組では、丁寧な日本語は使われていませんよね。

それに対して、ニュースや真面目な講演などでは、わかりやすい、丁寧な日本語が使われます。これと同じことです。

もっと英語が上達してスラングや、はやりの言い回しなんかを覚えたい場合はそういうのがいいんでしょうが、まずは正統的な方法で、正しい発音に身を慣らすのが必要です。

これも上に挙げた1,2と同様、正しい単語の発音に慣れていくことが目的です。

例えば

筆者がCNNを視聴していたときには他に良いモノがなかったからなので、今なら、YouTubeに良いモノが毎日のように公開されていますよ。下に最近、筆者自身が見た、良い例を3つほど挙げておきます。

 

まずはApple Watchの説明。ガジェット好きでなくても興味あるひとは多いんじゃないかな。使われている単語はほぼ中学レベルです。

 

米国国務省のデイリーブリーフィング(報道記者への毎日の記者会見)です。これは米国時間で昨日の記者会見です。
話すスピードがかなり速いですが、記者への説明を前提としているので、わかり易い英語だと思います。

米国視点での世界情勢を把握したい人には興味を引く内容です。
毎日視ていると、日本のマスコミの報道がかならずしも真実ではないことが分かってきます。

ちなみに、基本、土日を除いて、毎日記者会見は行なわれています。

 

以前このブログでも紹介したヒラリークリントン国務長官の退任の挨拶。お別れのスピーチとしての起承転結はすばらしいなあ。
話しかたもゆっくりなので聞き取り易いとおもいますよ。

まとめ

要は、知っている単語の実際の場面での発音になれること。それにつきます。そのためには実際に使われている場面にできるだけ身をさらして、アタマをそれに慣らすことか重要。

そして、英語を聞いているだけでなく、聞き取れなかった単語は自分にはどういう風に聞こえていたのかを把握し、正しい発音で認識できるように、自分のアタマの回路を修正していくことがポイントです。

アナタのアタマは日本語脳なので、これを英語脳に切り替えられるようにするということです。

そうすることで、ヒアリング能力は確実に上昇しますよ。
毎日30分、3ヶ月続けてみて下さい。