ほげったけど一歩前進

失敗を恐れず行動し、失敗から学び、昨日より一歩前進

自分で作った干し柿がうまかったので、天然の干し柿も食べてみたけど、お腹の調子も大丈夫だよ

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昨年秋、自分で初めて干し柿を作ってみた。そろそろ良い頃かと思い、先日食べてみたら、思いのほかおいしかった。
今年は、初めてということもあり、全部で50個程作った。まだ1月の初旬なので、これから一日ひとつづづ食べていくと、2月末には終わってしまう。
ふと見ると、柿の木に昨年とらなかった柿が残っており、鳥たちがつついているのが見えた。

見た目はイマイチだけど、はじめの干し柿はとてもおいしくできたよ - ほげったけど一歩前進

 

 ほとんどの柿は鳥たちに食べられてしまっていたが、まだ手が(口が?)つけられていないものもあり、それを味見してみることにしたよ。
柿を良く見てみると、表面は、まだしっかり皮で包まれており、中身には全く影響が及んでいないように見えたよ。
昔は、柿渋は家の外壁の防水、防腐剤として塗布されていたくらいだから、その柿渋を含む柿の皮は、物理的な損傷を受けなければ、風雨にさらされても、果肉の部分を十分守れるくらいの強度があるということなのかもしれない。

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中身をみてみたよ。
柿渋が防水効果があるくらいだから、水分はあまり蒸発していないようで、12月初旬に干し柿を作った頃に、完熟していて、干し柿の材料としては熟し過ぎて使えないので、いくつも食べたけど、それらと同じ程度、つまり熟し柿程度の水分がしっかり残っていた。

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食べてみたら、甘みが十分で、干し柿ではなく、熟し柿だったよ。まさに、天然フリーズド熟し柿だ。

筆者が住んでいるのは、標高が800m程度の場所で、12月も中旬を過ぎると、最低基本は、ほぼ毎日のように氷点下になる。日中の最高気温も、温かい日でも5度程度しかいかないから、これは、ほとんど冷蔵庫の中に保管されているのも変わらない。
今年は、例年より寒くて、冬至以降は、最高気温も0度なんていう日も多かったから、かなり良い冷蔵状態だったのかもしれない。

食べてから既に3日ほど経つが、特にお腹の調子がヘンということもないので、来年は、これをうまく利用して、干し柿と天然フィリーズド熟し柿を、冬のお楽しみとしていきたい。