ほげったけど一歩前進

失敗を恐れず行動し、失敗から学び、昨日より一歩前進

ブログで言いたいことを伝えるためにはレシピを学ぶことも必要、「伝え方が9割」を読んでみて

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ブログ書きの参考になるかもと読んでみた。納得する部分が多く参考になった。このポンコツブログの質も向上するといいな。読書感想文と自分向けのメモということで。

 ブログで一番大事なのは内容だが、その内容を伝えるためのスキルもそれなりに必要だろうな。そんな思いでいたところ、タイトルが刺さったので読んでみた。

行動に移してはじめてわかる、ブログ開始から一ヶ月過ぎて、これからやるべきこと、まだやらないこと - ほげったけど一歩前進

 

著者の職業はコピーライター/作詞家/大学講師。いわば言葉の伝え方のプロフェッショナルだ。広告分野で海外でも多くの賞を受賞した実績を持つ。

この本の「伝え方」はブログをはじめとした文章だけを対象としているのではない。自分の意図や依頼(願い)がうまく実現していくかという、日常のコミュニケーション全体をカバーした内容だ。

著者の骨子は下のようなことだ。

  1. 伝え方は学べる。でもみんな学んでない、鍛えてない、だからチャンス
  2. 資格では差はつかない、伝え方で差がつく
  3. 教科書で正しいコトバと実践で効くコトバは違う
  4. コトバは思いつくのではなく作るもの
  5. コトバによって願いを実現させることができる(だから伝え方が9割)
  6. 願いを実現させる答えは相手の中にある。(相手の心の中を想像しろ)
  7. 強いコトバ=相手を感動させるコトバをつくるためには、レシピがある

筆者に刺さったのは、「伝え方は学べる」ということ。学校で作文やレポートの書き方は教わった。しかし、自分の意思を相手に伝えて、いかに自分のお願いを実現するかというコミュニケーションスキルはどうか。
日常的なコミュニケーションスキルはというものは、ほんとんどの人にとって、学ぶというよりも、学校や社会での日々の生活経験を通して身につけてきているものだろう。
この本では、そのスキルを体系だてて、「こう考えて、こう伝えれば良い」ということを具体的な例を挙げて説明している。

ブログを書く上で、「具体的な内容」をどうすれば良いか?ということの参考にはならないが、内容が有って「どう表現=どう伝えれば良いか」を考えている人には、参考になると思う。