ヒラリークリントンのスピーチで学ぶかっこいいお別れの挨拶
ヒラリークリントンが国務省長官を退任(2014/1)のときの、国務省職員を前にしての挨拶スピーチ。会社勤めの人は3月は異動の季節でもあります。英語か日本語かは別にして、こんなかっこいい、スマートなスピーチできたらいいなと思いません?
ヒラリークリントン氏はオバマ政権一期目の国務省長官。夫はホワイトハウスで前代未聞の恥ずかしい事件を起こして歴史に名を残したビルクリント氏です。2冊も本出して回想してい場合じゃないと思うけどね\(^o^)/
マイライフ クリントンの回想 MY LIFE by Bill Clinton 上
マイライフ クリントンの回想 MY LIFE by Bill Clinton 下
そのヒラリー氏が国務省長官を退任するときに、国務省ビルでの職員に向けてのお別れスピーチ。スピーチは9分弱だけれど、自分が国務省職員だったら、ちょっとウルウルきてしまう良いスピーチだと思うよ,ほんと。
前編英語だけど、発音は聞き取りやすいし、スピードも速くないです。字幕も自動翻訳ではなくて、あらかじめ用意されたものみたいで、字幕を追えば十分理解できると思いますよ。発音も綺麗だし。(お前アメリカ人かよ >自分)
Secretary Clinton Says Farewell to State ...
彼女のスピーチはこんな流れです。(訳は筆者の思い込みのはいった意訳です)
1.思い出してみれば
02:20頃
4年前にはじめて国務省に着任したときの思い出話。
みんなが暖かく迎えてくれてとても嬉しかった
2.チームに感謝
03:30頃
あなた達のような非常に優秀なスタッフと働けたことは非常に光栄。
国務省での仕事は国家に貢献することであり、本当にやりがいのある仕事でした。
04:20頃
みなさんと一緒に働けたこの4年間は本当にすばらしいものでした。もちろん、世界は複雑で危機も多いけどみなさんのおかげでいくつも危機を乗り越えることが出来たし、今も乗り越えつつあるものがある。
3.勇気づけ
05:30頃
世界はとても多くの難しさに直面しているけれど、4年前に国務省に来た時よりも、確実に、私は楽観的にとらえている。なぜなら、日々、多くの人々の外交への貢献をみてきたので、21世紀はより安全な世界になると思ってます。
4.去ることの寂しさ
06:30頃
ここを去るのは忍びない。皆さんの声が聞きたくなって電話するかもしれないけど、そんときは話し相手になってね。
5.私たちミッションはすばらしい
08:30頃
私たちのやっていることはすばらしいことであり、難しいことは色々あるけれど、あなた達なら出来る。きっと出来る。
この流れ使えますね
最初の思い出 --> チームに感謝 --> 勇気づけ --> 去ることの寂しさ -->
私たちの仕事はすばらしい
って流れは、お別れのスピーチのストライクど真ん中ですね。
スピーチが苦手、自分がお別れするスピーチは特に苦手という人は参考にしてみたらどうでしょうか。