ほげったけど一歩前進

失敗を恐れず行動し、失敗から学び、昨日より一歩前進

ひとと同じ話を恐れるな、アナタのカラダを通した話を語ればよい。堀井健一郎「今すぐ書け、の文章法」を読んで

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今すぐ書けの文章法(堀井憲一郎)を読みましたよ。ブログを「すぐ書ける」と良いなあと希望を持って。

 記事をひねり出すのに毎日悶絶状態ですが、刺さった言葉が多いです。勉強になりました。

悶絶スパイラル (新潮文庫) 悶絶スパイラル (新潮文庫)


意味を調べるのはインプットのとき。アウトプットのときは辞書を使うな。辞書で確かめたくなった言葉は、その時点で捨てよ。それが現場の教えです。
手持ちの言葉だけでなんとかしよう。大丈夫それでなんとかなる。
文章は、身の丈にあった表現がいちばん人に届く。
(134ページ)

だから「偉人について何か書きたい」と思ったら、資料なんか集めないで、すぐに書きなさい。資料を集めてる時間で、書こう。本を書くのに大事なのは、とにかく「前へ進む力」であって、何も偉人全体像を示すことではない。そんなところにオリジナリティは存在しない。あなたが引っかかった「なにか一つのポイント」を、その人を選んだ引っ掛かりを突破口として、とにかく突っ込んでかくしかない。
(146ページ)

書いている最中に、新たなアイディアが浮かんでくる。逃がさないようにして、いまかいている文章に取り込む。その繰り返しである。書いているから、新たなアイディアが浮かんでくるのである。書いている最中に何も新しいことが浮かんでこなければ、それは失敗だ。
(149ページ)

書く前に考えていたことだけを書いた文章は失敗である
(159ページ)

なぜ「とにかく書け」なのか。
それは文章を書き上げていく過程が、上記のとうり、書かないと経験できないもの、だからだ。文章を書くのはスポーツと同じである。ほぼ、まったく同じだと思っていい。
(163ページ)

文章の個性は、だから書いている内容ではなくて、その表現のしかた、にある。文体といってしまえばそういう言葉でもあらわせるが、すでに文体という言葉にはいろいろな思念がまとわりついているとおもわれるので、ここではそのことばを使わず、その表現のしかた、と書く
(186ページ)

落ち着いてかくな。
じっくり時間をかけて書くな。
それでは頭が勝ってしまう。
頭脳が文章を制御しはじめる。そんな文章、おもしろくもなんともない。
(189ページ)

文章に書かれるものはすでに誰かがどこかで話していたものであって、それと同じものをかくのを恐れてはいけない。
自分のカラダを通して私が語ると違うものになる、という感覚をきちんと抱いて、進めていくしかない。
(204ページ)

 

 

 アナタの話など、すでにどこかで語られている。ただ、アナタのカラダを通した話を語ればよい。それを手持ちの言葉で。身の丈にあった表現で。

うーん。なんか出来そうなきがする! 自分のカラダを通した話を自分で言葉でか。明日もがんばるぞ。

いますぐ書け、の文章法 (ちくま新書) いますぐ書け、の文章法 (ちくま新書)

 

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