意外に知られていないけれど、知っていると日常生活に役立つ福祉器具
「福祉器具」でぐぐっていたら、遠距離介護5年の筆者も知らなかった便利そうな器具を見かけたので、紹介するよ。
筆者のイメージでは、福祉器具は要介護状態になって、トイレ関係、入浴関係、ベッド関係なんかで探すのが、ほとんどの場合ではないかなと。
しかし良く考えてみたら、要介護や要支援状態まで至らなくてても、加齢や病気や怪我などで、日常生活が支障というほどではないにしろ、なんらかの不便を感じるようになることもあるよね。
かく言う筆者も、もう五十歳を過ぎているので、日常生活のいろんな場面で、若い頃にくらべると動きが悪くなったりすることがあるわけですわ。
特に理由もなく「福祉器具」でぐぐっていたら、「おー!、こんなのあるんだ!」という器具を二つほど見つけたので紹介しますね。知らなかったのは、筆者だけかな。
ボタンをはめるのを補助
まずは「ボタンエイド」という商品。ボタンのとめ・はずしを補助してくれる器具なんです。
グッドグリップ|ボタンエイド【シニア市場】【福祉・介護市場】【福祉用具】【敬老の日のプレゼントに 】|生活支援、便利グッズ、自助具|
これだけ見ても使い方がわからないので以下の動画を見て下さい。
まずはボタンをとめるとき。
次はボタンをはずすとき
この動画をみたあと、改めて考えてみてはじめて認識したんですが、ボタンをとめる・はずす場合は、左右の指が絶妙なコンビネーションで動かないと、コレ難しい作業だったんですね。指の動作に何の問題もなければ、こういう日常の行為で自分のカラダがどういう風にそれを実現しているのかなんて、筆者は理解出来ていないことを認識しました。
靴下をはくのを補助
次は「ソックスエイド」という器具です。これは靴下をはくのを補助する器具です。
靴下をはくのは、カラダを前屈させて、手の指を足先まで伸ばすことが必要な行為であるため、健常者でもカラダの柔軟性が悪くなってきた場合やカラダを前屈することに痛みなんかがある場合は、結構負担の大きい行為ですよね。
これだけじゃどう使うかわからないので、こちらも以下の動画を見て下さい。
便利なものはもっと広めたい
福祉器具というと「障害者や要介護者が使用するモノ」的なイメージがあるんですが、そうではなく、単純に筋力が少し衰えたり、カラダの柔軟性が悪い人が使えば、日常生活が今よりもラクになるモノとと捉えたら、なぜか少し視界が広がった気がします。
そういう視点て世の中を改めて見なおしてみると、世間には便利なモノが一杯ありそうなので、また見つけたら紹介していきます。
きっと、今日のふたつの器具のように、まだまだ一般的には知られていないけれど、そんなに高価でなく、でもカラダが衰えてきている人には便利なモノがあるにちがいないと思うので。