蕁麻疹の薬をやめられたのは生活環境、特に食事の影響が大きいのかも
出典 http://www.oki-hifuka.jp/original16.html
だれかの参考になればと思い書いときます。
以前、慢性蕁麻疹で「一生薬を飲み続けろ」と言われたけど、薬の服用をやめられたと書きましたが、その経緯をもう少し詳しく。
慢性蕁麻疹で死ぬまで薬を飲み続けると言われたけど、かゆみの恐怖に立ち向かった、薬が要らなくなったよ - ほげったけど一歩前進
気合だけではない
7年間の服用のあと、ある日「止めたい」と思って止めてみたら、痒みを感じなかったわけだけど、それは事実。 ただ、発症して以降、止めるまでの7年間で生活は随分かわりました。
発症した頃の生活
発症した頃は以下のような生活でした。
- 年間の海外出張が2週間/回 x 10回前後、出張先はアジア、米国やヨーロッパなど。時差ぼけで現地で夜中に目が覚めたりすることも頻繁。
- 上に加えて、日本国内が3日間/月
- つまり自宅に居るのは年間で半分程度、あとはホテル暮らし
- 出張中は当然外食+ほぼ毎晩お酒
- アジア出張では屋台とかB級食堂での食事が多い。当時欧州はユーロ高でマックで晩飯も普通。
- 海外出張は全てエコノミークラス。ホテルも日本のビジネスホテルレベル
- 毎日メールに追われ、メールの未読/未返信がストレス。
- 海外出張時は時差の関係で日本の翌日の朝までには返信、報告書作成みたいな生活
- 土日はホテルでひたすら惰眠をむさぼり
薬をやめられた時期の生活
一方、薬絶ちができた時期の生活はこんな感じでした。
- 出張は2-3日/月 国内のみ
- 出張以外は、三食とも自宅で家族と一緒
- メールは定時内で処理完了し、未読/未返信のストレスはない
- 社内リストラ配転され、給与もカット
- 食べるモノには気を使い、健康にも気を使う
- 健康のためランニングはじめる
薬の程度
はじめに処方されていた薬の程度はこんな感じ
- アレグラを処方
- 1錠/回を朝、夕
1ヶ月くらい経ったときに2週間の予定の海外出張が1ヶ月に延期になり、途中で薬の量を半分にしても、痒みを抑えられたのことを医師に報告したら
「じゃあ、半分にしましょう」
とういうことで
- 以降、1錠/回を夜のみ(入浴30分位前)
医師の説明ではアレグラの効果持続時間は12〜24時間程度であり、筆者の場合は、入浴時の時間帯以降、副交感神経の働きが活発になるようで、痒みが強くなるので、このタイミングと量を指示されました。
自分なりの分析
こうして2つの時期の自分のおかれていた状況を書いてみると、服用を止めた時期の方が明らかに忙しさが緩和され、ストレスが減ったようにもみえますね。
しかし、発症した時期は自分では仕事を超楽しんで行なっていたので、未読メールの件を除けば、自分で意識するようなストレスはなかったと記憶してます。
出張が多かったので、朝目覚めたときに一瞬自分がどこに居るか思いだせず、「え?ここどこ?」ということもあったけど、それすら笑い話にできる程度にしか感じていませんでした。
一方、服用を中止した時期は、忙しさは減ったけど、仕事が変わって、給与も減って、将来に対する不安が深刻になっており、ストレスという意味では、この時期、そして今も継続して高いような気もしてます。
食べ物かも
服用を止められた時期、そして今もだけど、三度の食事内容が圧倒的に改善されていると思います。
具体的には自宅で食べるようになって、いわゆる和食中心です。あと野菜とか発酵食品(納豆、味噌、つけもの)なんかも多く食べます。
親戚が農家ということもあり、糖質ダイエットなど全く関係なく、米は多く食べますね。 小腹が空くとふりかけ飯なんてことも。
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以前の外食が多いときは、特にアジアの屋台飯はどうしても油、それも質の良くない油を使った料理を結構食べていたので、そういう意味でも、食べ物はかなり差があるのかも知れません。あと当時は全く運動してなかったな。
参考になれば
筆者の蕁麻疹など、その程度はすごく軽いもので、なんの参考にもならないかもしれないせんけど、こんな奴も居る程度の話として読んでもらえたらと思います。