ほげったけど一歩前進

失敗を恐れず行動し、失敗から学び、昨日より一歩前進

地震体験車で震度7を体験したよ、揺れるというよりも跳ねるという感じに唖然だった。

f:id:hogetta:20150124212833j:plain

地震体験車で、阪神淡路大震災と同じレベルの震度7を体験した。震度4までは経験あるが、まったく違う世界だった。突然、家の中でこんな揺れに襲われたら、間違いなくパニックになってしまう。

地震体験車、起震車ともいうようだが、震度7を体験した。震度7と言えば、20 年前の阪神淡路大震災と同じレベルとのことだ。当時筆者は、一戸建ての建物の二階に寝ていて、横揺れの長い振動にあった記憶がある。
また、筆者は、海外で20階建てのビルの最上階に滞在していて、震度4の地震にあったことがある。この時は、震度は大したことはなかったが、20階建ての高さのために、大きな横揺れに一分間近くさらされ、かつ、滞在していたオフィスがビルの角に位置していたため、揺れが横方向の最大幅に到達する度に、「ギーコ,ギーコ」という音が壁の向こうの柱に存在していると推測される位置から聞こえてきていた。

 この時、筆者は、これまでに見た地震映画などのシーンに自分を重ね、壁が崩れて、ビルの側面から、自分たちが落ちていく絵を想像して、自分の運命を悟ったものであった。

f:id:hogetta:20150125090229j:plain

http://unoyao.blog.fc2.com/blog-entry-132.htmlより引用

さて地震体験車での震度7、その感想を一言で言うと、「跳ねる」という感覚であった。これまで経験してきた地震は、全て、「揺れる」という感覚であったが、地震体験車での震度7は、下から激しく突き上げられ、お尻から何者かに「突き上げられる」という感覚だ。ゲームセンターで体験した「ロデオ」マシンに似た感覚とも言えるかな。地震体験車では、この激しい揺れの感覚だけで、家具が倒れたりする映像は、体験車内のスクリーンに映し出されるものだし、それらに伴っての音はスピーカーから流れてくるものなので、臨場感それほどはない。そういう環境下なので、恐怖感はないが、「跳ねる」という感覚に唖然とした。
しかし、実際の地震では、あのような激しい揺れに加えて、家具や冷蔵庫が動いて迫ってきたり、モノが落ちてきて、壊れたり、破片が飛び散ったりすることを考えると、冷静に対処するのは、難しいのでは、ないかと思う。

体験に勝る準備方法はないと思うが、このような環境を実際に体験するのは難しいので、日頃から、本当に大地震がやってきたら、どういうことが起こり得るのかを想像力を働かせて考え、家具や大物家電の固定などの対処をできるだけしておく必要性を痛感した。